こんにちは、
スケルトン (Skeleton) というのは、「骨組み」とか「骨格」と言った意味を持っていますが、Inventor では設計の仕様を一元的に表現したモデル(パーツドキュメント)のことを私たちスケルトンと呼んでいます。
スケルトンを使うメリットは、「設計の主要(仕様)寸法を一元的に管理するので、『設計の意図』を明確に表現できる」とか、「設計変更に対して、関連パーツを問題なく追従させることができる」 と言ったことにあります。また、少ない手順でアセンブリ拘束してアセンブリを構築できるといったメリットもあります。
スケルトンの考え方はいろいろな場面で活用可能ですが、今回は「パイプ編」と「チェイン・ケーブルベア®編」の資料を作成しました。
パイプ編の内容では、お互いに関連しあう複数の部品をまとめて設計する場合に使えるテクニックを紹介しています。また、チェイン・ケーブルベア®編の内容では、チェインやケーブルベア®のように設計仕様によって部品の数や配置が変わるような場合に使えるテクニックを紹介しています。
パイプやチェイン・ケーブルベア®の設計はしない、と言う方も一度ご覧になってください。こんな方法もあるのだと知っていただけるとうれしいです。
資料は、オートデスクのWEBサイトからダウンロードできます。
Autodesk Inventor のドキュメントライブラリ から、全般の項にアクセスしてください。
<スケルトンを使った設計手順>の資料が掲載されています。
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ところで、資料の中でケーブルベア®と言うものを説明するために こんな動画( Cableveyor.zipをダウンロード ) を作りました。これは、Inventorの拘束駆動の機能を使って作ったものです。この動画を作るには、資料で紹介したモデルに少し工夫を加える必要があります。
モデルの作り方は後日紹介したいと思いますが、動きのあるケーブルベア®のモデルの作成にチャレンジしてみませんか? チャレンジして「出来た!」と言う方は、是非ご連絡ください。ちゃんと出来ている方で先着5名の方にオートデスクのノベルティを差し上げます。
- モデルの送り先は、[email protected] まで、
- 件名は「Inventor チャレンジ」で、
- モデルデータを、Pack&Go したものをZipかLzh形式で圧縮したもの(これでサイズは1MB以内になるはずです)を貼付してください。
- 締め切りは2007年4月末とします。
※候補者の方には、あらためて、送付先、コメント等をいただく為に、メールにてご連絡を差し上げます。ご了承下さい。
※送っていただいたデータセットは内容の課題確認だけに使用します。
※ケーブルベアは株式会社椿本チエインの登録商標です。
-YO
※ 締め切りを過ぎたので回答例を載せておきます。2007年5月2日
CableveyorAsmSamp.ZIPをダウンロード
こんにちは
Inventor チャレンジに応募いただいた方、ありがとうございました。5月になったので応募は締め切りとします。
1番に送っていただいたのは、メニックス近江の三浦さんでした。三浦さんはじめ、送っていただいた方はみなちゃんと出来ていましたので、ノベルティを送っておきました。
ポイントは、アダプティブをうまく使う事です。本文のほうに、回答例を載せておきましたので参考にしてください。
-YO
投稿情報: YO | 2007年5 月 2日 (水) 10:28