こんにちは、osです。今年最後の四方山話を少々。
先日、運転免許を更新しました。講習の際に毎度おみやげ(?)としてもらえるのが、「交通の教則」という冊子。見ておどろきました。表紙には国民的キャラとも言える、あのお顔が!
免許更新は5年ぶり。知らない間に、こんなことが起きていたのですね。運転免許取得年齢とこのキャラとの関連性についてハテナ?と感じたのは、ほんの一瞬のこと。結局ついつい手に取って見てしまった私。
表紙だけかと思ったらとんでもない。数ページおきに彼女のご家族も登場したりして、「走行中の携帯電話はダメですよ」などと諭してくれる。読み終わった後でまた表紙を見ると、例の彼女は「ダッシュボードに入れておくと安心だよ!」なんて言っていて、「あー、そうかも」と思ってしまう・・・。
この事例、「必要かつ適切な情報」を「いかに確実に」届けて「定着」させるかという、情報伝達の基本部分に頭をひねった方々の工夫の跡なのだと思います。発行者から「これが規則だから見て。」というのではなく、利用者自らが「あ、見てみようっと。」という気になるための動機付けですね。この状況のことを、マーケティングなどの分野では、前者をpush、後者をpullなんて呼んだりします。
実は、私たちオートデスクの社員たちも、便利な使い方など、製品やサービスに関する情報をいかにユーザーの皆さんに届けるかについて日々頭を悩ませています。どうしてもpushになりがちなところを、いかにしてpullに近づけるか、どうしたら、「あ、見てみようっと。」と思ってもらえるか・・・。
試行錯誤はまだまだ続きます。どうぞ気長にお付き合いください。
年末のお忙しい中、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆様どうぞ安全運転で。
了
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