すっかりご無沙汰してしまいました。関東地方のひさびさの積雪に驚いたosです。今日もまた、例によって四方山話を一席。
ある日乗ったエレベータの操作パネルです。
1階から5階までのボタン列と、6階から10階までのボタン列とが、1つ縦にずれています。頭を揃えた綺麗な格子状の配置が普通だと思うのですが、これ、ちょっと良くないですか?
ボタンの数字を読まなくても、最上階と最下階のボタンは見た途端にわかります。おかげで左列のボタンは下層階、右列は上層階、というのもわかりやすい。
施工した方のちょっとした遊び心?と思えなくもないですが、周りに点字ラベルが張られているところを見ると、恐らくわかりやすくという配慮なのだろうと思います。
余談ですが(否、私の話は全て余談なのですが)、PCの画面でお馴染みのGUI (Graphical User Interface) に対して、こうしたボタンやダイアル、ランプなどによる物理的なマンマシンインタフェースのことは、SUI (Solid User Interface) と言うのだそうです。
その気になって見て見れば、身の周りには至る所にSUIが!携帯電話や自動車などのハイテク製品にはSUIもGUIも総動員ですが、ヒーターやトースターなどの比較的シンプルな家電品にもSUI。これら全て、誰かが人知れず一生懸命デザインしたり研究した結果、私達利用者の目や手に触れている訳です。そう思うと、いちいち感謝せずにはいられないかも。
堅い話はさておきこのエレベータのボタン、ほんのちょっとしたことかもしれませんが、ちょっと温かい気持ちにしてくれました。
了
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