皆さんは3Dモーションコントローラーというものをご存知だろうか?
3DCADオペレーションにおける生産性を向上させるデバイスについて紹介する。3Dモーションコントローラーにもいろいろな種類があるが今回は3Dconnexion社SpacePilotを入手できたので簡単なレビューを行なう。
設計製造展などでAutodeskブース展示コーナーにお越しいただいたことがある方は、キーボードの横に怪しげな物体が置いてあるのを見たことがあるのではないだろうか?
スクリーン上に存在する3Dモデルをマウスではなく特別なコントローラーで動かそうというものだ。
COOLなデザイン(机の上においておいたら、「これなあに?」と聞かれること必至! 私もこのレビュー中に聞かれた)
ちょっと大きい(このくらいの大きさじゃないと操作しづらいのかもしれないが)
価格は・・・(これでもコントローラーとしては大分安くなった)
3Dモデルを回転させるだけであれば、それほど大騒ぎすることではないが、今回取り上げたのはプレスリリースを読んだからだ。
プレスリリース(英文):http://www.3dconnexion.com/news/press/110805.php
リリース文によるとAutodesk Inventorの21の環境(スケッチ、パーツ、アセンブリ、図面など)によりファンクションキーが自動的に切り替わるとある。これは黙っていられない。
毎日Inventorを使っている設計者の方は、いかにマウスポインターの動きを少なくするかに頭を悩ませているのではないだろうか? ショートカットキーで対応している人がほとんどだろう。しかし、各環境毎に複数あるコマンドを全部頭の中に入れておくのは大変だ!
SpacePilotには、6つあるファンクションキーに各コマンドが割り当てられている。(もちろん変更することも可能)
さらにすごいのは、Inventor環境によりコマンドが自動的に切り替わる。各環境ごとによく使うコマンドを6つのキーに設定しておくことで大幅な操作性向上が狙えるはずだ。(写真:左からInventor起動、パーツ環境、アセンブリ環境、図面環境、SpacePilotのLCDが各環境に合わせ変わっているのが確認できる)
Inventorの操作方法を改善したいと考えている方は、是非検討してはいかがだろうか?
以前、スペースボール(マウス?)というのを触ったことがあります。ナカナカ思うように動かなかった記憶があります。新しいヤツでは改善されているのでしょうか?
投稿情報: 名無し | 2005年11 月22日 (火) 10:25
名無しさん、コメントありがとうございます。
ボールがついているやつですよね!? 握って操作するヤツ。私も使ったことがあります。
現在も販売されていますので、悪口を書くつもりはありませんが・・・
私の感想はSpacePilotのほうがゼンゼン良いです。センサーの性能が良くなったのか?またはドライバー(ソフト)が良くなったのか?わかりませんが、思った通りに動かせます。ボールの時は手全体で握る感じでしたが、SpacePilotは指先で摘まむ感じです。より細かい動きができるような気がします。
回転を一時的に抑制し、拡大・移動ができるボタンもついているので、その時々で自由に操作できる感じです。
感覚でしか伝えられないのが残念です。
チャンスがあったら、是非触ってみてください。
投稿情報: y | 2005年11 月22日 (火) 17:54
UserS-SIDEにてこれの小さいやつですが
お手ごろな値段で購入できるようになりそうです。
3Dやるときには面白そうですね。
投稿情報: kumanomi | 2005年12 月 5日 (月) 01:52
SpacePilotについてお話し出来ませんでしょうか?
連絡するすべを知らず、とりあえず投稿しました。出来ましたら一度メールでやりとりをさせていただきたいのですが、いかがでしょうか?
投稿情報: 浅野 護 | 2007年7 月23日 (月) 15:41
浅野さま
上記コメントありがとうございます。これは誰に対してのコメントでしょうか? オートデスクとの個別連絡はオートデスクホームページにあります「お問い合わせ」ページをご利用ください。 これはブログなのでメールなどによる個別の対応は遠慮させていただいているので・・・
SpacePilot本体のお問い合わせは、製造元の3Dコネクション日本支社様へお問い合わせていただくとよいかと思います。
投稿情報: y | 2007年7 月30日 (月) 13:36