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コメント

もにとち

最近 「楽してやせる」「 これを履くと黙っていてもやせる」
「痛くない注射」「飲むだけでやせる」「ダイエットしなくても体脂肪を減らす」など こういう
商品をよく見かけますが
ほんとうにこれでいいのでしょうか。
子供のころ歯医者で歯を削る怖い痛い思いをしてから 歯磨きをちゃんと毎日した経験があります。
カゼをひいて高熱で苦しい思いをしたから うがいをしたり不摂生を
やめた覚えがあります。
楽をしてしまうと 人間というのは どんどん五感がにぶって
同じ過ちを繰り返すことになります。
やはり 痛み苦しみを経験して自分を守り成長していくのだと思います。
どうもその辺の道徳がこの世の中おかしいですね~。

os

もにとち様、

こんにちは。コメントありがとうございます!

そうですね。ご指摘の通り、易きに流れる風潮というのは、私も道徳的によろしくないと思います。何かを得たいならば、それなりに努力をするとかリスクをとるというのは、当たり前のことですよね。

一方、医療の世界ではどうでしょうか?失なった健康を取り戻すために受ける医療行為に対して快適さを求めるのもまた、道徳的によろしくないことでしょうか?

私は医師ではありませんが、医療の進歩というのは大きく2種類に分けられるように思います。1つは従来治せなかった病気が治せるようになること。もう1つは従来よりも治療における患者さんの負担(身体的、精神的、金銭的な)が少なくなること。
今回取り上げた「痛くない注射針」というのは、後者に当てはまります。他には、副作用の少ない薬やカテーテルで行う手術、場合によってはCTスキャンなども入るかも?

もちろん自己の健康管理は大切です。しかし、ただでさえ健康を失なって辛い思いをなさっている患者さんなのに、それを取り戻すための医療行為でさらに痛い目にあうなんて、泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。易きに流れる風潮と、より優しい医療とを一緒にしてしまっては、患者さんも医療界もちょっと気の毒ではないですか?

よろしくない商品達のことはさておき、より優しい医療、応援してあげましょうよ。^^

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