Inventor Studioの影

Inventor Studioで「本物の照明のイメージに近づけたい」との相談を受けたことがあります。
実物と同じように、ぼかした影が必要ですが、相談を受けたときは「薄い影」（ソフトな影）にしても"ぼかし"が少なくて、今一歩実物のイメージに近づかないなぁということでした。

そうこうしているうちに最近”Inventorを造った男”ケビン シュナイダーのブログに”ぼかし”のテクニックが紹介されましたのでその内容を紹介します。

この影はモデルの大きさを元に計算しているので、モデルが大きくなればそれに比例して影もソフトになっていくということです。
しかし、モデルの大きさをやたらに大きく変形することはできませんので、作業平面を作り、その大きさを大きくすることで影をソフトにしていきます。

左図は作業平面を大きくしてレンダリングをした結果ですが、ケビンのブログにあるようにモデルが点に見えるくらい作業平面を大きくしています。（アセンブリ上で作業平面を選択するには「選択」を「スケッチ フィーチャを選択」にすると良いです）

なかなか上手く影か付かずあきらめた人はもう一度チャレンジしてみてください。
-kn