2月に開催する Inventor カスタマイズセミナー で紹介予定の内容をちょっとずつご紹介します。
今回は、図面ドキュメントに関するカスタマイズの例です。図は、マクロプログラムを使って、自動車の設備設計で使われる「番線」を書き入れたものです。
自動車業界では、自動車の前輪の位置を基準として100ミリピッチでグリッドに番号を付けた「番線」と呼ぶ座標を使用しています。例えば、ある部品の位置を表すのに「H5番線からxxミリ」といった表現をします。図面にも、装置や部品の図と一緒に、隣接する番線を記載するのが設計のルールになっています。
サンプルの動画を参照ください。
図面ビュー上の位置を決めて、線を引き、番号を入れる作業をマクロプログラムを使っておこない。後で、スケッチの編集コマンドを使ってレイアウトを整えます。
セミナーでは、このサンプルを使って、図面ビュー(2D)とモデル空間(3D)との間の座標変換、注記や引出線注記の作成手順について紹介する予定です。
カスタマイズセミナーについての詳細とお申し込みについては、http://www.autodesk.co.jp/event から「イベント情報」のページで、Autodesk Inventor 2008 カスタマイズセミナー中級 をご覧ください。
-YO
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