こんにちは、
Inventor2011から、iLogic というルールベースのカスタマイズツールが使えるのをご存知ですか?
Inventor2010 以前のバージョンでは、サブスクリプションの特典として英語版が利用できていたのですが、Inventor2011 から標準機能となりました。もちろん日本語のUIです。
API を使ったカスタマイズの経験の無い方でも、簡単にルールを作って作業の効率化をする事が出来ます。といってiLogicをあなどってはいけません。高度なカスタマイズができる機能も用意されています。
例えば、この動画の様な事例があります。
これは、iLogicのルールとVB.NETで作成したダイアログとを組み合わせた、配管部品の設計を行う仕組みです。ダイアログから、希望する仕様を選んでいくと、その場で仕様通りの3Dモデルが出来上がっていきます。これなら、カタログを見ながら機種選定をするより、効率が良くて、間違いが無いですね。
このBlogでは、iLogicで「こんな事が出来る!」という、ちょっと仕事が楽しくなるような機能を、これから幾つか紹介していきたいと思います。
-YO
ここまで高度なことではなく、もっと簡単なことから例を出していただけるとありがたいのですが。例えば部品ファイルで、目標とする体積になるまで、あるモデルパラメータを現在の数値から10ずつ増やしていき、目標値となった時点で終了するというルールはどうなるのでしょうか?ヘルプを見ても、左の項目欄と右の「コンセプト」「操作方法」「クイックリファレンス」も文字の羅列で、構文も具体的な例が少なく、理解しづらいです。基本のIf Then Else を使えばいいと思いますが、構文エラーが出て、先に進めず、頓挫しています。。。
投稿情報: Zoo | 2010年10 月10日 (日) 19:56
こんにちは、
コメントありがとうございます。前回、マルチバリューリストについて記事を書いたのですが、いかがだったでしょう? 簡単で実用的な使い方をこれからも載せるようにしたいと思います。
さて、モデルの体積を目標値に持っていきたいとのことですが、これはiLogicではなくVBAなどでプログラムを作成して対応した方が良いと思います。
以前にVBAで作ったサンプルプログラムを紹介しますので、これを参考にしたらどうでしょうか?後で記事としてアップしますのでお待ちください。
-YO
投稿情報: YO | 2010年10 月12日 (火) 12:58