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新製品の話題がオープンになったところで新機能というにはちっちゃい話だけれど便利な改善点について何回かに分けて書き込んでいきます。先ずは、スケッチの原点についてです。新規スケッチを作成して、原点が欲しいと思っているひとへ朗報!
今までマクロを利用していた人もいたと思いますが、Inventor11からはアプリケーションオプションで自動で原点投影ができるようになりました。基準位置を簡単に取得できるって、やっぱり大事ですよね。
あと、どうでもいいことかもしれませんがもう一つ。アセンブリ拘束時の「ポコ!」という音、いやだという人のためにこれもアプリケーションオプションでON、OFFできるようになりました。これで少しオフィスが静かになるかな?
スケッチの原点投影、スケッチを作成する度に、 ほとんどと言っていいほど、しないといけなのが、 簡単な操作でありながら、面倒に感じていました。 マクロを使えばできるようですが、 そのマクロ例を公開してもらえるとありがたいです。 いかがなものでしょうか。
投稿情報: つかもり | 2006年4 月 2日 (日) 17:00
Inventorのホームページのドキュメントライブラリ http://www.autodesk.co.jp/ais_document の API に掲載されている「Inventor マクロ登録手順」にサンプルとして原点投影が入っています。但しInventor11と違ってボタンを押す必要がありますが。 どうしても自動が良いという場合や、Inventor7以前のバージョンを使っているということであれば是非これを機会にバージョンアップされては如何でしょうか? -kn
投稿情報: kn | 2006年4 月 2日 (日) 22:43
INVENTOR11の仕様でWindowsXP64bitが追加されましたが、単に動くだけなのか完全対応なのかはっきりしません。 完全ならアドレス空間不足を一掃できるのですが。 それとディュアルCPUはどうでしょうね。
投稿情報: これもん | 2006年4 月 6日 (木) 01:51
Inventor11は32 bit アプリケーションなのでWindows XP Professional x64 Editionで動かすメリットは使えるメモリが4GBに増えるということになります(32bitOSではオプションを利用しても最大3GB)。 正式に対応していない旧バージョンでは、細かいところに問題が出るようですが(ノンサポートなので未検証のところが多く、これ以上細かい話は勘弁してください)、R11からはその部分もきちんと動くようにしてあります。
デュアルCPUは有効に使う作りになっていません。(Inventor Studioのレンダリングの部分はちゃんと使っていますが)もちろん問題なく動きます。 一般的な話ではデュアルCPU非対応ソフトでもWindows上で他のアプリケーションを同時に使う場合のマルチタスク処理に効果が出るとのことなので、それに対してメリットを感じるならば利用してみては如何でしょうか?
投稿情報: kn | 2006年4 月 6日 (木) 12:32
X64対応、やった!と思ったら単に使えるだけなんですね。3Gオプションでしのいでいて、最近はX64Editionで4Gのアドレス空間で動かしています。 複雑な大規模アセンブリを一度に開きテクスチャは貼った上、Inventor Studioでレンダリングしています。4Gのアドレス空間でも不足してきたようで画像サイズを上げると、シャットダウンしてしまうことがあります。 見えない部品を省いた簡略化すれば良いのはわかっていますが、それが面倒くさくて.....。 なんとかアドレス空間を節約する方法はないかな。
それと大規模アセンブリになるほど動作が緩慢になります。たとえばアセンブリ中の部品を選択したり、部品を拘束するときの待ち時間です。 マシンの強化を考えていますが、一番のボルトネックはなにでしょうか。 CPUをアップすれば全体的に全ての動作が速くなるとおもいますが、劇的とは行かないと思います。RAIDでHDを強化してもそんなに頻繁にHDにアクセスしていないようなのであまり効果は期待できないような気がします。 このパーツをグレードアップしたら劇的に改善された経験をされた方はいませんか。
INVENTOR12から64完全対応、ディアル対応とのうわさ?をHPでみた記憶がありますが真相はどうでしょうか?
立て続けの質問で申しわけありません。
投稿情報: これもん | 2006年4 月11日 (火) 23:48
[見えない部品を省く] 選択のアイコン横の三角マークから「内側のコンポーネント」で対象を選ぶのはどうでしょう?選んだら[省略]してメモリから追い出してしまいましょう。 詳細リプリゼンテーションで省略状態を登録しておけばいつでも切り替えられますヨ。 今行っている作業に関係ない部品は追い出して快適な作業環境を作るための新機能です。 [Inventor12] これは答えられません。(正直な話、知りませんので)
投稿情報: kn | 2006年4 月12日 (水) 00:03
実メモリが十分にあって、ハードディスクにアクセスしていない状態でパフォーマンスを上げるには、 速いCPU より大きな1次2次キャッシュ(通常CPUに内蔵) より高速にアクセス可能なメモリ そして、より高速なグラフィックス・カードという事になると思います。 上の3つはシステム依存なので、本体を丸ごと交換する以外には簡単に アップグレードできないでしょうが、グラフィックス・カードは検討する価値 があるかもしれません。 実は先日、上司にオネダリして Nvidia FX 3400 を買ってもらいました。 PC 本体と同じくらいの値段でしたが、以前使っていたお値打ち品のカード に比べ、体感差はやっぱりあります。
それとアドレス空間を広げる手法ですが ・当面使わないアドインをアンロードする ・不要なマクロをロードしない(削除) ・重要でないアセンブリを、派生アセンブリを使って1つのパーツに置き換える などが考えられます。でも魔法のように効く万能解決策ではないですよねぇ…
投稿情報: YellowCake | 2006年4 月13日 (木) 03:33
今頃原点投影に話を戻しますが・・・。
現在Inventor9を使用していますが、 ①投影した原点に、端点を合わせてから四角を描くと、投影した原点が消えてしまいます。原点との拘束を外そうとすると、一旦四角の一角を開くしかありません。 ②四角を端点を合わせて描かず、適当な場所に描いてから端点を合わせると、投影した原点は消えません。 Inventor11では改善されているでしょうか? それともInventor9で①にならない方法がありますか?
投稿情報: にんぼ | 2006年4 月16日 (日) 01:50
結論から言うとInventor9と同じですね。
投稿情報: kn | 2006年4 月16日 (日) 09:30
"改善"っていうか、元々そういうデザインなんじゃないでしょうか? 投影した原点に限らず、一般的な挙動のように思います。 例えば、 ・スケッチ上に点を作り ・その点から線分を引き ・線分を消去する と最初に作った点は一緒に消えています。 線のジオメトリを作成する際には、指定した点を取り込んで 自分自身の一部にするようです。
どうしても気になるのなら、投影した原点の上に重ねてもう一つ点を 作成したらいかがでしょう?
投稿情報: YellowCake | 2006年4 月18日 (火) 05:50
YellowCakeさん、コメントいただきありがとうございます。
「仕様」といわれればそこまでですが・・・。 3D-CADによる設計を初めてまだ3年程度で、他のソフトを知らないので、これが一般的な挙動なのか分かりませんでした。
他の点とは違って、Originの原点は設計者が意識してスケッチの基点にしようと投影してるもののはずなので、消えずにそのまま保持されるのが自然ではないか、と考えていました。
色々いじっていましたら、点が消えた端点をクリックして右クリックすると「リンクを解除」というのがあり、四角の一角を開かなくても済むことが分かりました。(恥ずかしながら今まで知りませんでした。)
色々やってみます、ありがとうございました。
投稿情報: にんぼ | 2006年4 月19日 (水) 00:31
この記事へのコメントは終了しました。
スケッチの原点投影、スケッチを作成する度に、
ほとんどと言っていいほど、しないといけなのが、
簡単な操作でありながら、面倒に感じていました。
マクロを使えばできるようですが、
そのマクロ例を公開してもらえるとありがたいです。
いかがなものでしょうか。
投稿情報: つかもり | 2006年4 月 2日 (日) 17:00
Inventorのホームページのドキュメントライブラリ http://www.autodesk.co.jp/ais_document の API に掲載されている「Inventor マクロ登録手順」にサンプルとして原点投影が入っています。但しInventor11と違ってボタンを押す必要がありますが。
どうしても自動が良いという場合や、Inventor7以前のバージョンを使っているということであれば是非これを機会にバージョンアップされては如何でしょうか?
-kn
投稿情報: kn | 2006年4 月 2日 (日) 22:43
INVENTOR11の仕様でWindowsXP64bitが追加されましたが、単に動くだけなのか完全対応なのかはっきりしません。
完全ならアドレス空間不足を一掃できるのですが。
それとディュアルCPUはどうでしょうね。
投稿情報: これもん | 2006年4 月 6日 (木) 01:51
Inventor11は32 bit アプリケーションなのでWindows XP Professional x64 Editionで動かすメリットは使えるメモリが4GBに増えるということになります(32bitOSではオプションを利用しても最大3GB)。
正式に対応していない旧バージョンでは、細かいところに問題が出るようですが(ノンサポートなので未検証のところが多く、これ以上細かい話は勘弁してください)、R11からはその部分もきちんと動くようにしてあります。
デュアルCPUは有効に使う作りになっていません。(Inventor Studioのレンダリングの部分はちゃんと使っていますが)もちろん問題なく動きます。
一般的な話ではデュアルCPU非対応ソフトでもWindows上で他のアプリケーションを同時に使う場合のマルチタスク処理に効果が出るとのことなので、それに対してメリットを感じるならば利用してみては如何でしょうか?
投稿情報: kn | 2006年4 月 6日 (木) 12:32
X64対応、やった!と思ったら単に使えるだけなんですね。3Gオプションでしのいでいて、最近はX64Editionで4Gのアドレス空間で動かしています。
複雑な大規模アセンブリを一度に開きテクスチャは貼った上、Inventor Studioでレンダリングしています。4Gのアドレス空間でも不足してきたようで画像サイズを上げると、シャットダウンしてしまうことがあります。
見えない部品を省いた簡略化すれば良いのはわかっていますが、それが面倒くさくて.....。
なんとかアドレス空間を節約する方法はないかな。
それと大規模アセンブリになるほど動作が緩慢になります。たとえばアセンブリ中の部品を選択したり、部品を拘束するときの待ち時間です。
マシンの強化を考えていますが、一番のボルトネックはなにでしょうか。
CPUをアップすれば全体的に全ての動作が速くなるとおもいますが、劇的とは行かないと思います。RAIDでHDを強化してもそんなに頻繁にHDにアクセスしていないようなのであまり効果は期待できないような気がします。
このパーツをグレードアップしたら劇的に改善された経験をされた方はいませんか。
INVENTOR12から64完全対応、ディアル対応とのうわさ?をHPでみた記憶がありますが真相はどうでしょうか?
立て続けの質問で申しわけありません。
投稿情報: これもん | 2006年4 月11日 (火) 23:48
[見えない部品を省く]
選択のアイコン横の三角マークから「内側のコンポーネント」で対象を選ぶのはどうでしょう?選んだら[省略]してメモリから追い出してしまいましょう。
詳細リプリゼンテーションで省略状態を登録しておけばいつでも切り替えられますヨ。
今行っている作業に関係ない部品は追い出して快適な作業環境を作るための新機能です。
[Inventor12]
これは答えられません。(正直な話、知りませんので)
投稿情報: kn | 2006年4 月12日 (水) 00:03
実メモリが十分にあって、ハードディスクにアクセスしていない状態でパフォーマンスを上げるには、
速いCPU
より大きな1次2次キャッシュ(通常CPUに内蔵)
より高速にアクセス可能なメモリ
そして、より高速なグラフィックス・カードという事になると思います。
上の3つはシステム依存なので、本体を丸ごと交換する以外には簡単に
アップグレードできないでしょうが、グラフィックス・カードは検討する価値
があるかもしれません。
実は先日、上司にオネダリして Nvidia FX 3400 を買ってもらいました。
PC 本体と同じくらいの値段でしたが、以前使っていたお値打ち品のカード
に比べ、体感差はやっぱりあります。
それとアドレス空間を広げる手法ですが
・当面使わないアドインをアンロードする
・不要なマクロをロードしない(削除)
・重要でないアセンブリを、派生アセンブリを使って1つのパーツに置き換える
などが考えられます。でも魔法のように効く万能解決策ではないですよねぇ…
投稿情報: YellowCake | 2006年4 月13日 (木) 03:33
今頃原点投影に話を戻しますが・・・。
現在Inventor9を使用していますが、
①投影した原点に、端点を合わせてから四角を描くと、投影した原点が消えてしまいます。原点との拘束を外そうとすると、一旦四角の一角を開くしかありません。
②四角を端点を合わせて描かず、適当な場所に描いてから端点を合わせると、投影した原点は消えません。
Inventor11では改善されているでしょうか?
それともInventor9で①にならない方法がありますか?
投稿情報: にんぼ | 2006年4 月16日 (日) 01:50
結論から言うとInventor9と同じですね。
投稿情報: kn | 2006年4 月16日 (日) 09:30
"改善"っていうか、元々そういうデザインなんじゃないでしょうか?
投影した原点に限らず、一般的な挙動のように思います。
例えば、
・スケッチ上に点を作り
・その点から線分を引き
・線分を消去する
と最初に作った点は一緒に消えています。
線のジオメトリを作成する際には、指定した点を取り込んで
自分自身の一部にするようです。
どうしても気になるのなら、投影した原点の上に重ねてもう一つ点を
作成したらいかがでしょう?
投稿情報: YellowCake | 2006年4 月18日 (火) 05:50
YellowCakeさん、コメントいただきありがとうございます。
「仕様」といわれればそこまでですが・・・。
3D-CADによる設計を初めてまだ3年程度で、他のソフトを知らないので、これが一般的な挙動なのか分かりませんでした。
他の点とは違って、Originの原点は設計者が意識してスケッチの基点にしようと投影してるもののはずなので、消えずにそのまま保持されるのが自然ではないか、と考えていました。
色々いじっていましたら、点が消えた端点をクリックして右クリックすると「リンクを解除」というのがあり、四角の一角を開かなくても済むことが分かりました。(恥ずかしながら今まで知りませんでした。)
色々やってみます、ありがとうございました。
投稿情報: にんぼ | 2006年4 月19日 (水) 00:31