Autodesk Moldflowにおけるマッチング率とはキャビ側、コア側のメッシュ同士の肉厚認識精度のことです。全て認識されていると100%ということになります。
では、マッチング率はいくつ以上が理想? そうです。これについては、85%以上や90%以上など材料によって異なります。この値(%)は、メッシュの数によっても異なるため、相当なれるまでは、メッシュ数(メッシュ大きさ)vs.マッチング率を確認し、マッチング率のサチレーションポイントにおける解析運用を心がけてください。詳細は、AMI HELP 目次タブ内の”モデリング”項目⇒メッシュ⇒メッシュ診断⇒MidplaneおよびDual Domainの診断⇒Dual Domainメッシュ一致診断 をご覧ください。メッシュ数を増やしてもマッチング率が80%に達しない場合、3Dメッシュへの展開を検討ください。。。ちなみに、Dual Domainのアスペクト比ですが、20以下が理想です!
では、3Dメッシュのメリットは? そうです。 重力・慣性が考慮できる、GPGPUの適用、Multi-Threadingの並列計算、インサートそり変形など多くのメリットがあります。
※なお、Dual Domain ・3Dメッシュ(テトラ)共に、バージョン2011から”ヒケ”が算出されます。ご存じでしたか?
コメント