先日、あるところで、デジタルプロタイプについて説明する機会がありました。
その時に、アバディーン社というリサーチ会社が作成した「2次元図面から3次元モデリングへの移行 ベンチマークレポート 設計効率の向上」という資料を紹介しました。
これは、優良企業とそうではない会社の差異がどこにあるのかを調査してまとめたものです。
紹介したところ、関心を示す方が多かったので、Blogでも紹介します。
- 優良メーカは平均的企業より試作数が少ない。
- 優良メーカは下位企業より設計変更指示数が少ない。
- 優良メーカは製品の市場投入期間は短く、開発コストが少ない
といった内容から、なぜそうなのかということで、
- 優良メーカは設計者自身がCADを使用している割合が高い
- 優良メーカは3Dモデリングの拡張機能を利用している割合が高い
- 優良メーカは3Dモデリングの導入時にハードウェアも切替えている
といった目標達成の方法の分析、そして、
- 設計の生成物を電子フォームで作成する
- 3Dモデリングツールを図面作成者ではなく設計者に渡す
といった対策の推奨まで、データや企業の声を交えてレポートしています。
この資料は、 こちら から入手できます。是非参考にしてください。
-YO
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